
フィンランド・ヘルシンキは本当に安全な場所でしょうか?
数字から見るフィンランドの治安
経済平和研究所(IEP)による2026年の世界の治安(平和度)ランキングでは、
1位 アイスランド(1位)
2位 ニュージーランド(3位)
3位 スイス(2位)
4位 スロベニア(6位)
5位 アイルランド(4位)
6位 オーストラリア(5位)
7位 ポルトガル(8位)
8位 シンガポール(7位)
9位 フィンランド(10位)
10位 日本(13位)
となっています。( )は昨年度順位
この順位を見て、意外にも日本が下位なのには驚きましたが、「World Happiness Report 2026」による幸福度ランキング9年連続1位のフィンランドも、9位となっています。
日本もフィンランドも「治安がよい安全な国」と言われていますが、数字で見るとランクが下であることがわかります。
危険なエリアと犯行時間
POLIISI(ヘルシンキ警察)のホームページによると、観光客が多く訪れる夏のシーズンを中心に5〜9月にかけてスリが頻発し、犯行時間は10〜15時に集中しているそうです。
スリの容疑者は数名逮捕されており、いずれも東欧からフィンランドに入国した外国籍の人物です。
犯行は主に、ヘルシンキ中央駅、アレクサンデリア通り、元老院広場、カタヤノッカ、エスプラナーデェ周辺で発生しました(2024年2月)。
この他にも、上記と重なる場所もありますがヘルシンキ大聖堂、ウスペンスキー大聖堂、テンペリウス教会、シベリウス公園も気をつけた場所です。
2025年12月のPOLIISI(ヘルシンキ警察)の発表によれば、クリスマスマーケットで10件のスリ被害も報告されました。
観光客が集まるところは、フィンランドに限らず注意が必要です。
ヘルシンキを実際に歩いて感じた治安
Sörnäinen(ソルナイネン)駅周辺は、今回の旅で少し危ないと感じました。
実際にフィンラン人の友人に聞くと、少し危ない場所だと言っていました。
今回、行きたいお店があり、ヘルシンキ中央駅からトラムでSörnäinenの駅に向かいました。
トラムを降り、1本道を曲がるとなんとなく嫌な感じがしました。
とくにハルユトリ前に、不穏な動きをしている人をチラホラ見かけました。
荷物を前に抱え、足早に目的のお店に入りました。
旅行者としては、このような感覚を覚えたらすぐに引き返すべきでした。反省です。
Lamb & Co. lankakauppaという毛糸屋さんが目的地だったのですが、もし次に行くとしたらHelsinginkatuのトラムの駅を使おうと思います。
Dallapénpuisto(ダッラペン公園)では、フリーマーケットが行われていますが、この公園では怪しいものを売買しているので危ないと、フィンランド人の友人が教えてくれました。
そのためフリマや蚤の市好きの筆者ですが、訪れたことはありません。
朝、早過ぎる公共交通機関も少し怖いと感じました。
8月中旬、朝5時過ぎのリングライントレインでヴァンター国際空港に向かいました。
車内には、市内で一晩遊んだお世辞にも品のよいとはいえない若者が大声で話していました。
とくに何事もなかったのですが、早朝の電車には昼間とは違う客層もいます。
ヘルシンキ中央駅まで、筆者の滞在先からはバスと地下鉄を使う必要がありました。
バスはよいとして地下鉄が少し不安だったので、ギリギリまで考え、結局タクシーでヘルシンキ中央駅まで行きました。
タクシーの運転手さんはとても良い人で、5時にならないと正面のドア(4人の石男:Kivimiesがあるほう)が開かないのでタクシー乗り場のほうで降ろしてもらいました。
安全な旅をするための【心得】
筆者は、海外旅行の際には、「たびれじ」という、外務省の海外安全情報を無料で入手できるものに登録しています。

旅行の期間や旅先を入力すると、例えば、大きなイベントなどがある場合に、そのエリアの情報を受け取ることができます。
今回は、ユヴァスキュラでラリーレースがあります、といった内容のメールを受信しました。
7月30日(木)から8月2日(日)までの間、ユヴァスキュラ市でラリーイベント(世界ラリー選手権)が開催されます。これに伴い、コースとその周辺において、交通規制が予定されています。
観客によって混雑する可能性があり、また、人が多く集まる場所では所持品の紛失及び盗難被害に遭う可能性が高まります。渡航者の増加に伴い、当館へ旅行者からのパスポートの紛失、盗難被害に関する相談寄せられているので十分注意してください。
(一部割愛)
このようなお知らせがくると自分がいる地域ではないとしても、海外旅行に来ていることを再認識し改めて気持ちが引き締まります。
【安全に旅する心得】
1)財布やパスポートは、カバンの中のファスナー付きのポケットの中に入れる。
2)買い物をしたあと財布はすぐにバッグの中にしまう。
3)早朝や夜暗くなった時間帯に、むやみに出歩かない。タクシーを使う。
など
4)嫌な感じのエリアに入ったら引き返す勇気を!

財布に無印良品のパスケース・カードケース用リール付ストラップをとりつけストラップの反対側をカバンの中のポケットのファスナーに付けています。
スリや危険を気にし過ぎても旅行は楽しめません。
日本にいる時よりもほんの少し気をつける気持ちをもつだけでも、安全な旅行ができると思います。
筆者のショルダーバッグのファスナーが空いていることに気が付かず駅で電車の到着を待っていると、フィンランド人に「ファスナーが空いているよ」と教えてもらいました。
どこに行ってもよい人もいれば悪い人もいる、ほんの少し気をつけて旅行を楽しみましょう!
Hyvää matkaa!



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