箱根本箱 2026

箱根本箱自遊人が運営するホテルのひとつで、ブックホテルです。
ホテルには、「衣」「食」「住」「遊」「休」「知」を中心に、およそ12,000冊もの本を取り揃えています。
「食」の本が多いように感じました。

本は、部屋に持ち込むこともできますし、ラウンジにあるヨーロッパのデザイナーがデザインした座り心地のよい椅子に座り、コーヒーやハーブティー、お菓子をいただきながら読書をすることもできます。
気に入った本と出会えたら、ホテルで購入することもできます。

筆者がはじめて箱根本箱を訪れたのは2022年3月で、その頃と比べると食事もサービスも様変わりしてしまいましたが、箱根本箱に「本」があることだけは変わりません。

改 悪】
到着時のお出迎えが遅くなった
以前は車で到着するや否や、お出迎えがありましたが、ここ最近は、車から荷物を下ろすのにモタモタ時間をかけていると、スタッフが出てきてくれます。

30分ほど前に行ってもチェックインが可能だった
2025年11月時早めに到着してしまい、チェックインができるかと思いきや、「アーリーチェクインもしくはウエルカムスイーツを食べながらチェックイン時間の15時まで待つことができます」とのご案内がありました。
きっちり15時のチェックインとなりました。当たり前なんですけどね。

館内案内図のペーパーがなかった
何度も行っているので置いてなかったのかもしれません。

お部屋のお菓子がさびしくなった
初めて訪れた際は盛りだくさんで驚きました。今回はごませんべいが一袋だけ。
初めて訪れたのはコロナ禍なので、衛生上の問題で部屋にたくさんお菓子を置いておいてくれたのかもしれません。

朝食が和洋どちらかを選択できなくなった
シェフが変わったこと、外国人観光客が増えたことで和食にシフトしたのでしょうか。
以前は、和食か洋食を選べました。フレンチトーストがなつかしいです。

テーブルごとにスタッフの料理の説明がなくなった
一組ずつスタッフから料理の説明がありましたが、今は全体に対してマイクで説明があります。
スタッフの人数も減ったように思うので、仕方がないのでしょう。

シェフのご挨拶がなくなった
いつの間にかなくなっていました。シェフとのちょっとした会話が楽しかったのですが残念です。

チェックイン時に朝食を和と洋から選択できなくなった
いまは和食の朝ごはんです。

チェックアウト時にお土産がなくなった
以前はクッキーの小さなおみやげがありました。

とマイナス点を羅列しましたが、よくなった点もあります。
以前は1階テラス付近に15〜22時の間、夕暮れバーといってビールやワインなどお酒が置いてありましたが(有料)、今回訪れた際はビールサーバーがありました(無料)。7:00〜22:00です。

ビールサーバー横にあるおつまみ各種(フルグラ、ミックスナッツ、フルーツチョコレート、いかり豆、さんざし)
ウエルカムスウィーツの酒粕のチーズケーキ

大浴場の隣の小さな休憩室には、ジュース、一口サイズアイス、ウォーターサーバー、そして今回はハーゲンダッツのアイスクリーム(抹茶、ストロベリー、バニラ)がありました。

ルームツアー

今回のプランは、最大50%お得! レストランディナー満喫! 東海道ガストロノミーをコースで楽しむプラン(1泊2食・ベストレート保証)で、お部屋は、露天風呂付き・2階マウンテンビューツインで、5月上旬でおとな1名40,590円です。高い!

動画;室内

ハンモック付きの部屋もありますが、今回の部屋のテラスにはハンモックはありません。ただ、箱根強羅温泉大文字焼きを見ることができます。
露天風呂もあり、大浴場の内湯と同じ強羅温泉で無色透明のナトリウム塩化物泉。冷え性や乾燥肌の改善に期待ができるお湯です。

動画;テラス
部屋から望むテラス。露天風呂の前にはロールスクリーンがある

広々としたコンクリート打ちっ放しの部屋には、1970年にデザイナー新居猛にいたけしによって生み出されたニーチェアエックスのロッキングチェア版、ニーチェアエックスロッキングが2脚置いてあります。
オットマンもあるとなおうれしいですね。
大きなフローリングライトもあるので、読書するのに明かりが必要なときに便利です。

以前フォレストビューの部屋にも宿泊したことがあるのですが少し薄暗く、好みもあるでしょうが筆者はマウントビューのほうが明るくて気持ちよく過ごせます。

ニーチェアエックス
大きなフロアライト、本棚、加湿器、iPad

ベッドの上に用意されているオーガニックコットン100%の部屋着は滞在中、夕飯・朝食時のレストランへも、大浴場へも、どこに着て行ってもよいものです。

部屋着の上には、「箱根本箱」のロゴ入りの小さなエコバッグが置いてあります。
館内で貴重品やスマホ、ハンカチ・ティッシュなどを入れて持ち歩くものでしょうか。
持ち帰り可能です。

部屋着はこの他にライトグレーもある

部屋には、歯ブラシ、クレンジングオイル、化粧水、ほうじ茶、お茶のティーバッグ、ネスプレッソが用意されており、冷蔵庫の中には、オレンジジュース、水、ビールが入っています。
そのほかに、スリッパ、ドライヤー、懐中電灯、虫除け、トイレットペーパーも常備してあります。

歯ブラシ(自遊人系列の尾瀬十帖のもの)、クレンジングオイル、化粧水
ネスプレッソなど
冷蔵庫の中
スリッパ、ドライヤー虫除けなど
冷蔵庫の上にはセイフティーボックスが設置されている

食 事

夕食・朝食は1Fのレストランでいただきます。

箱根は、「東海道五十三次」において、江戸から10番目の宿場町ということもあり、料理には「東海道」からインスピレーションを得ているようです。

祝杯:野菜
色人の意地:鯵
きのこ民族:マッシュルーム
二宮にあるブランジェリー山下のパン
小鍋膳立て:天城軍鶏)
金眼鯛、コシアブラ
文明開花の味:静岡県産牛、富士の名月。
お品書きに「天然食材ハンター:ハルシメジ 木耳」とあるのですが、お椀がそうだったのか…不明。
〆:つや姫、黒七味、残った富士の名月をかけていただくとおいしいとスタッフの方に教えていただいた
天下の険:杉、山椒、ささら
藤沢宿の名物:畳鰯の入ったチョコレート
上方下りもの:醤油のフィナンシェ
ハーブティー

朝食は、2025年秋に訪れた際に、和食で苦手な鯵のひらきがメインだったので、今回予約時の通信欄に、魚が苦手であることを記載すると、洋食か和食がどちらがよいかとお返事をいただきました。
最終的に洋食に変更していただきましたが、「次回以降は、同様のご対応ができかねる場合がございます」と釘をさされてしましました。
鯵のひらきから他の食材への変更は、快く対応してくださると思います。

レストラン入り口にはモーニングミルクのサービス
前回宿泊した際にでた鯵の干物

施 設

1F レセプション
ブックホテルだけのことはあり、本がお出迎えをしてくれます。
レセプンションには暖炉もあります。

エッグチェアのそばには暖炉が設置されている
アルネ・ヤコブセンが1959年にコペンハーゲンのSASロイヤルホテルのためにデザインしたポットチェアと水色の椅子はスワンチェア
スペイン生まれのハイメ・アジョンがデザインしたロオチェア

1F レストラン
開放的なオープンキッチンで食事をいただけます。
個室もあるので、希望する場合はスタッフに相談してみましょう。3部屋ほどあります。

アルネ・ヤコブセンがデザインしたセブンチェアのバリエーション、カウンタースツール
デンマークの家具デザインの巨匠のひとりハンス・J.ウェグナーがデザインしたYチェア

1F テラス
夜はライトアップされるので、湯上がりに涼むことができます。

テラスで読書するもよし
干し柿、いずれ食卓に登場するのか?

1F ショップ 
本はもちろん、雑貨類、お菓子、ラウンジで飲むことのできるハーブティーなど様々なものが販売されています。
絵本のコーナーがあります。

本棚には本がずらり
店内にトゥクトゥク
絵本コーナー
絵本コーナー

2F ラウンジ
コーヒー類は、ラウンジにマシーンがあるのでいつでも飲むことができます。
ハーブティー、黒文字茶の用意もあります。

コーヒー、カフェラテなど
ハーブティー
2Fラウンジ
廊下側を背に森林側を向いて読書ができる

地下1F 本箱シアター

2ヶ月に一度テーマを変え、ショートフィルムが上映されている
フィンランドのデザイナーマイヤ・イソラ(Maija Isola)デザインのウニッコ柄のテーブルが置いてある

地下1F 大浴場

手前が男風呂、奥が女風呂。以前は男女が反対だった

各所にお籠もり読書部屋

2018年詩人、谷川俊太郎さんが滞在し、3篇の詩を詠んだ書斎。詩は箱根本箱を訪れて読んでみましょう

インバウンドで、外国からのお客様も多く、夕食の料理説明のマイクパフォーマンスは日本語と英語の2カ国語でした(17:30の回は日本人だけだったので日本語)。
外国のお客様が増えたとはいえ、英語の本のラインアップが少ないように感じました。

また、どの宿泊施設も同じですが、ここ箱根本箱も宿泊代が以前よりも高くなっています。
ただ、箱根本箱には価格をおさえたお得なプランもあります。
夕食が軽め(ハンバーグとカレーから選択)できるプラン(直近では6/9限定)や、チェックインするまでどの部屋かわからないお部屋お任せプランなど、まめにホームページをチェックするとお得なプランと出会えます。

また、公式ホームペーから予約すると、次回箱根本箱はもちろん、自遊人が運営する他の宿泊施設でも使えるクーポンチケットをいただけます。ただ、お得プランには使えないこともあるのでご注意を!

改悪点も並べましたが、やはり箱根本箱は居心地のよいリラックスできるホテルなので、今後も再訪したいと思います。

箱根本箱
〒250-0408
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320−491
箱根登山鉄道 ケーブルカー 中強羅駅より徒歩5分
チェックイン15:00  チェックアウト11:00

参 考

日本温泉協会 温泉名人
https://www.spa.or.jp/onsen/501/


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