2024年4月、1泊2日の旅行で小柳・松本十帖のほかに訪れた場所を、紹介します。
1日目:なわて通り、中町通り(松本) → 浅間温泉をぶらり
2日目:松本民芸館 → 松本市美術館 → 美術館 → ツルヤ
松本といえば松本城ですが、桜の開花がまだだったこと2年前に訪れたので、今回はスルーしました。
松 本
1)なわて通りと中町通り
松本城から5分ほどの場所に、女鳥羽川をはさんでなわて通りと中町通りがあります。
長屋風の建物が並ぶなわて通りと、江戸時代から大正時代の蔵造りの建物を多く残す中町通りには、レトロな雰囲気のお店から今風のおしゃれなお店まで、個性的なお店が建ち並んでいます。
なわて通りにはお土産屋さんや食べ歩きのできるお店、中町通りにはカフェなどがあり、松本観光で一休みするなら、この2本の通りがちょうどよいです。
周辺にコインパーキングもあります。
なわて通り沿いから四柱神社に立ち寄ることもできます。
なわて通りには、カエルのオブジェや石像を目にします。
かつて、女鳥羽川には河鹿カエルが見られましたが、川が汚れたことで上流に追いやられました。通りも活気を失う時期があり1972年、「かえる大明神」を祀り、もう一度、水清く、活気ある通りにカエようと「かえるの街として」地元の人や観光客を迎え入れています。
2)松本民芸館
1962年、中町通りの「ちきりや工芸店」の初代主人、丸山太郎によって創館されました。
民芸運動の父、柳宗悦に共鳴した丸山は、国内海外を問わず、彼の審美眼にかなった民芸品を収集しました。
土造造りの建物には、「美しいものが美しい」という言葉を残した丸山コレクションを、堪能することができます。
3)松本市美術館
長野県松本市出身、草間彌生の代名詞ともいるドットがまず目に入る松本市美術館は、同県出身の建築家・宮本忠長の設計により2002年に開館、2022年4月にリニューアルオープンしました。
浅間温泉
浅間温泉は江戸時代には、初代松本藩主の石川数正によって御殿湯が造られ、松本城主のお殿様が通うようになりました。やがて浅間温泉に城主や臣下の武士たちの別邸が建ち並び、「松本の奥座敷」と呼ばれるようになりました。
浅間温泉には立ち寄り湯はもちろん、新旧さまざまなお店があり、昔の趣にふれつつおしゃれなカフェでゆっくり過ごすことができます。
浅間温泉入り口から御殿場山に向かって坂道になっていますが、そぞろ歩きでゆっくりと名所・旧跡、道祖神巡りをすることができます。
安曇野
1)碌山美術館
松本から車で30分ほど、安曇野にある碌山美術館は、日本近代彫刻の扉を開いた荻原守衛(号 碌山)と関係の深い芸術家の作品を保存・公開しています
2)ツルヤ穂高店
安曇野インターから碌山美術館に向かう道すがら、ツルヤがあります。長野といえば「ツルヤ」、ご当地スーパーマーケットです。
海産肥料商として明治25年に創業しました。長野県、群馬県に展開しています。
お土産にちょうどいいオリジナル商品もあり、とくにドライフルーツは、お土産にうってつけです。
軽井沢で創業した丸山珈琲とコラボしたコーヒーもありました。
長野でツルヤをみかけたら、立ち寄ることをおすすめします。
コメント
素敵な写真をたくさんアップいただき有難うございます!
松本には10年ほど前に一度訪ねたことがありますが、もう一度行きたくなりました。
松本城は、やはり桜の時期ですかね。
よししんさん、コメントをありがとうございます。
松本城の漆黒の城壁は、きっとどの季節に訪れても凛とした佇まいでしょう。
お気に入りの季節を見つけたら、ぜひまたコメントを頂けるとうれしいです。
また浅間温泉には、文豪たちの歌碑や句碑などもあるので、
それらを巡って散策するのもおもしろいかもしれません。
返信を有難うございます! 今度は、浅間温泉とセットで訪ねてみようと思います。これからの紅葉の季節もピッタリかもしれませんね。一句詠んでこようかしら…。
よししんさん、コメントをありがとうございます。
一句詠んだらここで、発表してくださいね。
よいご旅行になりますように!