自遊人が運営する里山十帖、松本十帖・小柳、箱根本箱、KOO大津百町は、コロナ禍に海外旅行に行くことができなかった鬱憤を晴らしてくれたホテルです。
デザイン性あふれたインテリア、そして家具が「北欧」のため、北欧旅行に行った気分を味わうことができました。
箱根本箱と松本十帖はブックホテルです。
箱根本箱には、「衣」「食」「住」「遊」「休」「知」を中心に、およそ12,000冊を取り揃えています。
部屋に本も持ち込み、ゆっくり楽しむことができます。
ラウンジでは北欧の座り心地のよい椅子があり、コーヒーやハーブティー、お菓子を飲んだり食べたりしながら、読書をすることもできます。
自遊人は、今年4月に、10 storie hotel OZE 尾瀬十帖 をプレオープンさせました。
軽井沢にもホテル開業の計画があるようで、いまからオープンが楽しみです。
今回は、箱根本箱のユニークなお得プランを利用させていただきました。
箱根本箱
箱根本箱は、観光地で人気の神奈川県箱根町にあります。
箱根登山鉄道の中強羅駅より徒歩5分ほどのところ、箱根本箱の周囲には多くの4つ星ホテルなどが点在しています。
客室全18部屋すべてに天然温泉風呂がついています。
大文字焼きで有名な明星ヶ岳、金時山などの箱根外輪山を望むことができるマウンテンビューの部屋、仕事や読者に集中できる落ち着きのあるグリーンビューの部屋と、気分と好みに合わせて部屋を選ぶことができます。
今回は【事前決済・直前予約限定でお得に滞在】お部屋おまかせプラン(1泊2食・ベストレート保証)というプランを利用させていただきました。
このプランは、空室状況に応じてホテル側に部屋をアサインされ、当日までどの部屋になるかわかりません。
また直前予約(10日先まで予約可能)、基本的にキャンセル不可という要件もあり、その分、かなりお安く利用することができます。
だからといって、食事のグレードが下がるとかサービスの質が悪くなるといったマイナス要素はひとつもありませんでした。
当初8月31日(土)から1泊の予定でこのプランの予約を入れていたのですが、台風10号の影響で箱根に土砂災害警戒情報が発出、高速道路も通行止めと不安要素がありました。
キャンセルはむずかしいだろうと思いながらも金曜日にメールを入れたところ、翌土曜日の早い時間に箱根本箱より電話があり、状況が状況ということで今回は、2ヶ月以内に予約変更という条件でキャンセルをすることができました。
なんたる神対応!! このような経緯があり1週間後に再度予約をいれました。
15時のチェックイン時間より30分ほど前に到着。
アーリーチェックイン(14時から3300円)をすすめられましたが、すでに30分を過ぎています。
少々もったいないのでテラスで待たせていただくことにしました。
待っている間に、ウエルカムスイーツとドリンクでひと休みできました。
これまでだとチェックインさせていただけたのですが、厳しくなったのでしょうか?!
15時になったので、チェックイン。
おまかせプランは、どのようなお部屋でしょうか。
ルームツアー
今回のお部屋は、202号室、露天風呂付き・2階マウンテンビュー・ハンモックツインでした。
じつはこのお部屋、去年11月に利用した全く同じお部屋でした。
そのときは、ひとり56,980円でした。
今回はなんとひとり31,330円!
よい部屋をご用意していだきました。
さてお部屋のなかをみていきましょう。
館内施設
ブックホテルということで、大きな本棚がある大きなリビングのような空間のロビーのほかに、2階ラウンジ、地下のお風呂への通路、客室廊下など本が並んでいます。
部屋の中で読むこともできますが、ラウンジやロビーにあるデンマークの巨匠アルネ・ヤコブセンがデザインしたスワンチェア、ポットチェア、エッグチェアなどの椅子で、読書を楽しむことができます。
読書のほかにも映画を楽しむことができます。
朝風呂に行きました。
朝、早かったせいかだれもいなかったです。
おしゃれなショップもあります。
絵本の部屋もあり、子どもの頃に読んだ絵本がたくさんありました。
夕食・朝食
今回予約した【事前決済・直前予約限定でお得に滞在】お部屋おまかせプランは、2食つきです。
外国人をターゲットにしているのか、以前よりもずっと和よりの食事でした。
朝食は将軍飯御膳、THE和食! 和食苦手親子は、以前のスープ、フレンチトースト、ココットなどの洋食にちょっとのくぬぎ鱒、といったような感じのほうがおいしくいただくことができました。
勝手な感想です。
お品書きが夕食、朝食とも用意されています。
夕食は、ユニークなタイトルがついているので、一体何がでてくるのか楽しみです。
一品一品、スタッフの方が説明してくださいます。
ぜひ、現地でどのようなお料理がでてくるのか楽しみにしてください。
まとめ
まだまだ暑い日が続いているので「秋の夜長に読書を……」という気候ではありませんが、おしゃれな空間で美味しい食事と読書を楽しむのにうってつけのホテルです。
以前あったサービスがなくなっても、その代替えのサービスがあるので、満足度は以前と変わりません。
しかも今回は、お得プランで利用ができて、大満足です!!
ここでは紹介していませんが、2018年に詩人の谷川俊太郎さんが滞在した際に、書斎の部屋で3編の詩を編んでくださったそうです。
箱根本箱オリジナル原稿用紙に書かれた詩が、机の上に並んでいます。
箱根本箱のホームページから予約すると、次回使える割引チケット(1年間有効)をいただけます。
箱根本箱
https://hakonehonbako.com/
〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320−491
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