「スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」展

2026年に開館100周年迎える東京都美術館で、100周年を記念した展示会のひとつ「スウェーデン絵画北欧の光、日常のかがやき」展に行ってきました。

東京都美術館(東京府美術館)は、1926年に実業家、佐藤慶太郎から寄付を受け開館しました。1975年に旧美術館が手狭と老朽化のために、新しい美術館が建築家、前川國男によって設計されました。
上野駅から東京都美術館に向かう左側に建つ東京文化会館もまた、前川國男による設計です。


「スウェーデン絵画北欧の光、日常のかがやき」展では19世紀末から20世紀初頭の作品80点が展示され、そのすべてがスウェーデン国立美術館の所蔵です。
日本でこれほどまでにスウェーデン絵画の黄金期の作品を紹介する絵画展ははじめてだそうです。

絵画展は、第1章「スウェーデン近代絵画の夜明け」から第6章「自然とともにー新たなスウェーデン絵画の創造」の6章仕立てで構成されています。
第4章から6章までは写真撮影可能です。

ラジオでもこの絵画展について紹介されていました。
その際に、スウェーデン絵画の黄金期に活躍した画家、ABC3人について説明していました。
ABCは、3人の画家の頭文字をとっています。

A:アンデシュ・ソーン(Anders Leonard Zorn 1860〜1920)
 当時から国際的に成功をおさめていた画家
B:ブルーノ・リリエフォッシュ(Bruno Andreas Liljefors 1860〜1919)
 野生動物の生態をとらえた画家
C:カール・ラーション(Carl Larsson 1953〜1919)
 スウェーデンの国民的画家

日本では、スウェーデン絵画についてそれほどまだ知られていませんが、この3人を中心に鑑賞すると、とっつきやすいかもしれません。

また、音声ガイドではスウェーデン国立美術館で取り組まれているというスロールッキングを体験できます。
スロールッキングとは、作品をゆっくりと見て、思いを馳せる鑑賞法のことです。

音声ガイドから流れるいくつかの質問に絵画を見ながら、知識にとらわれずに自分の気持ちを考えます。
たとえば、グスタヴ・アンカルクローナ「太古の時代」(1897)を鑑賞しながら、「何色が目に映りますか? あなたの視線がもっとも惹きつけられるはなんですか? それはなぜでしょうか?……」と自分に問いかけます。

日本で開催されるどの絵画展でも、混雑でスロールッキングはなかなか難しい鑑賞法ですね。

日本では昨年「ヒルマ・アフ・クリント展 Hilma af Klint:The Beyond」も開催され、スウェーデンのアートに注目が集まっている印象です。
この機会にぜひスウェーデン絵画に触れ、スロールッキングを試してみてはいかがでしょうか。

スウェーデン絵画北欧の光、日常のかがやき
場 所:東京都美術館
会 期:2026年1月27日(火)〜4月12日(日)

美術館内にあるRESTAURANT MUSEでは、「スウェーデン絵画北欧の光、
日常のかがやき」展のコラボメニューがありました。絵画展に展示されている2枚の絵にちなんだメニューです。

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