10月5日(土)に、東京早稲田にあるスオミ教会でチャーチカフェが行われました。
その際に牧師家族が、日本での活動について報告するために、フィンランドの『道の教会』を訪問した話を聞くことができました。さらに、『フィンランドの木造教会を訪ねて』の著者の竹内晧先生のお話も聞くことができました。
『道の教会(Tiekirkko)』は、夏に旅行や仕事で移動中の人々が、だれでも教会に立ち寄り、自由に見学するもよしただただ座って心を落ち着かせるもよし、という教会の夏のオープンイベントです。
チャーチカフェで紹介していただいた教会は、中世時代に建てられた石造りの教会や、1700〜1800年代に建てられた木造の教会で、こぢんまりとした可愛らしい教会でした。
ここで紹介するのは、チャーチカフェで紹介していただいたのんびりした教会ではなく、観光客が訪れるような王道な教会ですが、とてもきれいな建物です。
1)Myylemäen Kirkko(Vantaa)
ミュールマキ教会は「光の教会」ともよばれ、Juha Leiviskä(ユハ・レイヴィスカ)によって設計されました。
2)Olarin Kirkko(Espoo)
オラリ教会は 1981 年に完成しました。建築家の Simo Paavilainen、Käpy Paavilainen夫妻が設計コンペで選ばれました。
3)Hyvän Paimenen Kirkko(Helsinki)
フィンエアの空港バスがまだ運行しているとき、ヘルシンキ市内から空港に向かう際に見かけて、その翌年に訪ねました。
グッドシェパード教会は、1950年に建てられ、2002年に増築工事が終わりました。
古い教会と増築部分は、ユハ・レイヴィスカが担当しました。
4)Turun Tuomikirkko(Turku)
トゥルク大聖堂は、もともと木造でしたが、のちに石で再建されました。1300 年に、聖母マリアと聖ヘンリー の大聖堂教会として奉献されました。
5)Pyhän Henrikin ekumeeninen taidekappeli(Turku)
Matti Sanaksenahoによって設立された、Sanaksenaho建築事務所が設計しました。
6)Ylösnousemuskappeli(Turku)
復活礼拝堂は、建築家Erik Bryggman(エリック・ブリッグマン)によって設計されました。
訪れた際に、ちょうどお葬式が2つあり、お葬式の間に、中に入り急いで写真を撮りました。遠目の写真しか撮れませんでした。
7)Helsingin tuomiokirkko(Helsinki)
ヘルシンキ大聖堂は、ヘルシンキのランドマークです。
以前は、なかに入るのにお金はいりませんでしたが、今回は8€の入場料が必要でした。
どこも財政難でしょうか???
はじめて地下に行き、夏の間だけオープンするカフェでお茶ができました。
ちょうどいま、フィンランドはRuska(ルスカ)の季節ですね。
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